白湯は赤ちゃんや新生児にいつから飲ませていいの?作り方と飲ませ方!

白湯は赤ちゃんや新生児にいつから飲ませていいの?作り方と飲ませ方!

白湯は赤ちゃんや新生児に飲ませるものとして昔から利用されてきました。現在では必須とはされていないものの、水分補給や離乳食準備として与えることができます。赤ちゃんの健康を損ねないように、適切な作り方や飲ませ方を覚えましょう。


赤ちゃんや新生児に白湯を飲ませるのはいつから?

昔は赤ちゃんに白湯を与えて育てるというのが普通で、祖父母世代には新生児にはお風呂上りに白湯を与えるものという考えの人も多くいます。しかし、現在では母乳やミルクで十分な水分が補給できるので、白湯を与える必要はないとしている産院が多いです。

さまざまな意見があるといつから飲ませて良いのか、いつから飲ませるべきかと迷ってしまいますが、基本的には母乳とミルクで育て、必要に応じて白湯を利用すると考えましょう。かつては生後1ヶ月頃から与えるのが普通でしたが、現在では白湯を飲ませるのは生後2ヶ月頃からというのが良いとされています。赤ちゃんの様子を見つつ状況に応じて取り入れていくのがおすすめです。

赤ちゃんや新生児に白湯を飲ませるタイミング

昔は水分補給のため、新生児に白湯を与えるというのをお風呂上りの習慣にしている人も多かったものですが、基本的に十分な母乳やミルクが摂取できていれば水分補給は足りているとされています。

そのため、昔のようにいついつからは習慣として必ず与えるという飲ませ方ではなく、タイミングなど必要に応じて与えてあげるのが適切です。母乳やミルクの量が足りていないときや、赤ちゃんの体調や状態などの必要性を考えて適切に白湯を飲ませるようにしましょう。

脱水の心配があるとき

基本的にはきちんと母乳を飲ませていれば、赤ちゃんや新生児に必要な水分量は足りています。しかし、暑い季節や高熱が出ているときなど特別汗をかきやすいときに、母乳では足りないと判断した場合に与えるのがおすすめです。母乳やミルクでの水分補給の足しにすると考えましょう。栄養補給のために母乳やミルクは非常に大事なので、脱水が心配でも飲ませすぎには注意が必要です。

【水分補給のタイミング】
・高熱が出て汗をかいているとき
・お風呂上りで汗をかいているとき
・夏場のお昼寝後
・夏場の外出後

ミルクや母乳の間隔をあけるとき

赤ちゃんや新生児がすくすく育つのは喜ばしいことですが、母乳の飲みすぎで新生児期から肥満気味になっていることを心配するママも多いです。また、授乳後によく吐いてしまう赤ちゃんや、お腹が異常に張って苦しそうにしている赤ちゃんに対しても母乳の与えすぎが心配になります。

しかし、母乳やミルクといった飲み物は新生児期の赤ちゃんにとって貴重な栄養源のため、授乳回数を減らすことはおすすめできません。そこで、少量の白湯が役に立ちます。母乳やミルクの回数そのものを減らすことはなく、白湯を飲ませる分だけ与える量を微調整できるのでおすすめです。

薬を飲ませる必要があるとき

新生児期の赤ちゃんに薬を与える必要があるときには、白湯を使った飲ませ方がおすすめです。母乳で薬を与えると、母乳の味が変化してしまい、そのあとの授乳を嫌がってしまう原因にもなるため避けるようにしましょう。

水分補給としての白湯は生後2ヶ月からでしたが、薬を与える必要がある場合は生後1ヶ月であっても、母乳やミルクで薬を飲ませるのが適切でないので白湯を用いて構いません。

ごく少量の白湯に薬を溶き、ゆるめのペースト状にして頬の裏側につけます。そのあと白湯を飲ませるようにすると、生後1ヶ月から生後2ヶ月の新生児にも上手に薬を与えることができます。

便秘が気になるとき

生後半年前後からは赤ちゃんの離乳食が始まって母乳やミルクの量が減り、便秘になることがあります。これは離乳食を食べ始める代わりに母乳やミルクの量が減るため、水分不足になりやすいためです。大人でも辛い便秘の症状はできるだけ早めに解消してあげるのが望ましいと言えます。

生後5ヶ月から生後6ヶ月で離乳食が始まってからは特に便の状態に気をつけるようにし、便の出が悪いと感じたり便秘がちだと感じたりしたら、白湯を少量与えるようにしましょう。母乳を飲ませすぎることなく便秘を解消することができます。

離乳食の準備として

いつから白湯を飲ませるかの一つの案として、離乳食が始まる前の準備として白湯を飲ませるのが効果的です。母乳やミルク以外の味に慣れさせておくことで、離乳食の違和感を軽減できる可能性が高まります。

離乳食の準備として白湯を飲ませる場合は、離乳食を始める前の生後4ヶ月~5ヶ月頃から飲ませるようにしましょう。あくまでも離乳食のプレトレーニングとしての要素が強いので、無理に飲ませる必要はありません。嫌がるようなら時間をかけて毎日少量ずつ口に含ませるだけでも効果があります。

また、歯が生え始める時期でもあるため、母乳を飲ませたあとに口をゆすがせる代わりに白湯を与えることで虫歯予防にもなります。

赤ちゃんや新生児に飲ませる白湯の作り方

お湯を沸かして人肌程度まで冷ますというのが基本の作り方ですが、赤ちゃんに白湯を飲ませるときには、適切な作り方で白湯を用意する必要があります。まだまだ免疫力が低い赤ちゃんには雑菌などの心配もあるので、特に作り方に注意して用意するようにしましょう。

水の種類によっては赤ちゃんに適さないものもあるので、購入または用意する水を選ぶ段階から注意が必要です。また、雑菌の問題から白湯はその都度作るのが安心なので、最初に作り方をしっかり覚えて、毎回適切な作り方で作れるようにしておきましょう。

水道水の場合

日本の水道水は厳しく品質が管理されているので、赤ちゃんや新生児に与える白湯に使っても問題はなく、安心して使用することができます。

しかし、水道水には消毒のためにカルキと呼ばれる残留塩素が含まれており、それを取り除くことが大切です。そのためには15分以上沸騰させる必要があります。レンジや電気ケトルでは長時間沸騰した状態を保てないので、やかんを使用して白湯を作りましょう。

都度作るのが基本となる赤ちゃん用の白湯ですが、多めに作っておいて清潔な容器に入れ冷蔵庫で保存しておき、与えるときにもう一度沸かしても構いません。一度カルキを取り除いているので、軽く沸騰させるだけで良いので時短になります。

ミネラルウォーターの場合

一口にミネラルウォーターといってもさまざまな種類のものが販売されており、作り方よりも選び方が重要になります。赤ちゃんや新生児への白湯に使うときには、水に含まれるミネラル分の度合いである硬度を確認するようにしましょう。

赤ちゃん用の白湯にミネラルウォーターを使う場合は軟水が適切です。日本では硬度100以下のものを軟水と分類していますが、表の通り中低度の軟水まで含まれています。最も硬度の低いと分類される60未満のものがおすすめなので、軟水と書いてあっても硬度をチェックしましょう。

ミネラルウォーターの場合はカルキの問題がないため、レンジかやかんで1度沸騰させて冷ませばOKです。


水の種類硬度
軟水(赤ちゃん用に最適)~59
中程度の軟水60~119
中程度の硬水120~179
硬水180~


赤ちゃん用の水の場合

もともとミルクなどを作るためのものとして赤ちゃん用に製造されている水は、安心して使用できる上にスーパーや赤ちゃん用品店で簡単に手に入るのでおすすめです。ミネラルを含まない純水であり、水道水と違ってカルキの心配もありません。

そのため、選ぶときにも硬度を確認して選ぶ必要はなく、水道水のときの作り方のように長時間沸騰させる必要もないので、軽く沸騰させて人肌に冷ませばすぐに白湯として飲ませることができます。600ワットのレンジを使う場合は1分半ほど温めればOKです。

ウォーターサーバーの場合

赤ちゃんや新生児用の白湯の作り方では、ウォーターサーバーが最も手軽な方法です。ウォーターサーバーで使用されている水は不純物などを除去したものがほとんどなので、そのまま与えることもできます。そのため、ウォーターサーバーの水で白湯を作る場合、赤ちゃん用の水を使っての作り方同様に、一度やかんかレンジで温めて人肌に冷ませば完成です。

また、ウォーターサーバーにお湯を出す機能が付いている場合、そこからお湯を出して少し冷ますだけで構いません。ウォーターサーバーのお湯は温度が低めなので、冷ます時間も短く時短になります。

赤ちゃんや新生児への白湯の飲ませ方

赤ちゃんや新生児にとって、母乳やミルク以外が口の中に入ってくるというのは新たな体験です。液体としてもサラサラしていて上手に飲ませないとむせてしまう原因になるので、飲ませ方が重要になります。

赤ちゃんや新生児は、大人が難なく行っている水を飲むということもママの手助けなしにはできません。せっかく水分補給や便秘解消など赤ちゃんのために行っていることで、赤ちゃんに苦しい思いをさせてしまわないように飲ませ方のコツも押さえておきましょう。

少量から与える

まずは白湯になれさせることが大切なので、一回目から多量の白湯を与えることは避け、ごく少量からスタートします。大人が飲み物を飲むようなイメージでいると驚きますが、まずは20ml程度から開始しましょう。

離乳食開始が近くなるまでは一度に与える量は増やさず、生後4ヶ月頃の離乳食開始前からは50ml程度まで増やします。このときも無理に量を増やす必要はないので、赤ちゃんが拒否しているようであれば20ml~30mlで構いません。飲ませすぎは栄養源となる母乳を飲めなくなる原因となるので、50ml以上与えるのは避けましょう。

最初はスプーンを使って飲ませる

白湯は母乳やミルクとは違ってサラサラしていることから、一気に口に流れ込んでしまいがちです。赤ちゃんや新生児は自分でコントロールができないので、流れ込んできた白湯を上手く飲むことができずにむせてしまう原因になります。哺乳瓶よりもコントロールしやすいスプーンを使って一口ずつ丁寧に飲ませるようにしましょう。

いつから白湯を飲ませて良いかというのは生後2ヶ月が一つの目安でしたが、そこから白湯に慣れるまではスプーンを使って与えるのがおすすめです。その後慣れてきたら乳首の穴が小さめの哺乳瓶を使ってみましょう。

上体を起こした状態で飲ませる

大人でも仰向けに身体を寝かせた状態では飲み物を飲みにくいように、赤ちゃんや新生児も身体を倒した状態ではむせやすくなってしまいます。授乳をするときの飲ませ方のイメージで、いわゆる縦抱きのような形で白湯を与えるようにしましょう。

まだママ自体が白湯の飲ませ方に慣れていないときには、きちんと飲めているかを目で確認したくなってのぞき込んでしまうので、知らないうちに赤ちゃんの体勢も崩れてしまいがちです。ミルクをあげるときのような姿勢になった方が飲ませやすいので、リラックスした状態で飲ませてあげましょう。

赤ちゃんや新生児に白湯を飲ませるときの注意点

赤ちゃんや新生児に白湯を与えるときには、いつから与えるかということよりも、正しい飲ませ方や与えるときの注意点にしっかり留意しておくことが非常に大切です。

間違ったやり方をすると、良い効果を期待して飲ませているはずの白湯で、赤ちゃんに苦しい思いをさせてしまったり、健康被害を与えてしまったりする可能性があります。必ず正しいやり方を押さえた上で、さらに赤ちゃんの様子も確認しながら白湯を与えるようにしましょう。

消化器官の負担にならない量を与える

大人であっても飲み物を飲みすぎるとお腹がゆるくなって下痢になってしまうことがあります。まだまだ身体が未発達な赤ちゃんは、消化器官も大人に比べて未熟です。脱水症状を心配して水分補給のためにと多量の白湯を与えた結果、消化器官に負担がかかってしまうことがあります。

赤ちゃんに与える白湯の上限は50mlですが、大人でも個人差があるように赤ちゃんによって適切な量は異なります。赤ちゃんの便の様子には必ず注意するようにし、ゆるくなってきたと感じたら白湯の量を減らしたり与えるのをやめたりと対応しましょう。

母乳やミルクが減らないように注意する

離乳食が始まるまでの赤ちゃんや新生児にとって、母乳やミルクは最も大切かつ唯一の栄養源です。水分補給のためにと白湯を与えすぎた結果、授乳量が減ってしまうと赤ちゃんに健康被害を与えることが考えられます。

あくまでも白湯は汗をかいたときの水分補給や、薬を与えること、離乳食準備などが目的です。白湯を与えることによって授乳量が減ってしまわないように注意しましょう。こちらも個人差があるので、白湯を与えることで赤ちゃんが母乳を極端に嫌がるようになるのであれば、白湯の量を減らしてみたり中止してみたりという対応が必要です。

哺乳瓶で白湯を与えたあとはゲップをさせる

白湯を始めて与えるときはスプーンで与えるのがおすすめですが、慣れてきて哺乳瓶を使う場合、授乳後と同じように赤ちゃんにゲップをさせるようにしましょう。哺乳瓶を使って飲み物を飲むと、必然的にたくさんの空気を飲み込んでしまいます。空気が胃の中に溜まってしまうと、そのあとでミルクや食べ物を上手く胃に入れることができず、吐き戻してしまう原因になるからです。

白湯を与えるときにも哺乳瓶を使うと同様のことが起きるため、哺乳瓶を使い始めたらゲップをさせるように習慣づけましょう。

眠そうなときに飲ませない

大人でも寝かけているときに口に液体が入ってくると驚いてしまうように、赤ちゃんも寝ているときや寝かけているときは飲み物を上手に飲むことができません。特に新生児期の赤ちゃんは寝る時間が非常に長いので、白湯を与えようとしたらウトウトしていたということも十分にあり得ます。

また、白湯を与えている間に段々と眠くなってくることもあるので、赤ちゃんが眠そうにしているときは白湯を与えないようにしましょう。慣れてくると何か別のことをしながら白湯を与えるようになりがちですが、白湯を与えるときはしっかり赤ちゃんに注意を払っておく必要があります。

赤ちゃんや新生児への白湯は適切な飲ませ方をしよう

いつから赤ちゃんに白湯を与えるかというのは、子育てを始めたママの悩みの一つです。白湯で子育てをしてきた世代の先輩からは、いつから白湯を与え始めるのかと聞かれてプレッシャーになっている人も多いほどです。

しかし、母乳やミルクで基本的には水分補給できているので、産院でもいつから白湯を与えるようになどという指導は行われなくなっており、必ず取り入れなければならないものではありません。

大切なのはいつから与えるかということではなく、適切な作り方や飲ませ方を知り、必要に応じて与えることです。赤ちゃんの様子をしっかり確認して、適切な飲ませ方で白湯を取り入れてみましょう。

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