ねこにまたたびを与えてもいいの?効果や危険性を分かりやすくご紹介

ねこにまたたびを与えてもいいの?効果や危険性を分かりやすくご紹介

ねこが大好きなまたたびは上手に使えば便利なものですが危険性もあります。特に子猫は身体が小さく、体内の機能も未熟なため効果が出すぎてしまうということが考えられるので注意が必要です。ねこにまたたびを使う場合、与える方法を正しく理解して使用するようにしましょう。


ねこが好きなまたたびとは

ねこを飼ったことがない人にも、またたびと言えばねこを連想させるほど、ねこはまたたびが好きなことで知られています。またたびは日本に自生している植物の名前であり、昔から人間への薬として知られているものです。ねこの好物としても広く使われており、おもちゃや爪とぎなどのグッズにも使用されています。

しかし、またたびには中枢神経を麻痺させることで興奮させる効果があるため、間違った使い方をすると危険性があるとも言えるものです。特に子猫の場合は反応が強く出てしまい危険な状態に陥ることもあるので、年齢や与える量に注意しておきましょう。

ねこのまたたびに対する反応

またたびはねこの感覚を麻痺させ、興奮反応を引き起こした状態にさせることで知られています。人間の飲酒に例えると、お酒に強い人がいれば中には弱い人もいるように、効き方とその反応には個体差があるのが特徴です。とても興奮した反応を見せるケースや、適度にテンションの上がるケース、少数ながらほとんど反応を示さないケースなどがあります。

ねこがまたたびで喜ぶというのは基本的に事実ですが、その反応には個体差があるということを知っておくことも重要です。

ねこにまたたびを与える危険性

ねこが好きなものとして知られ、上手く使えば良い効果のあるまたたびですが、与える方法を間違えると危険な植物でもあります。適切な量を適切な頻度で与える場合は、ねこを喜ばせることができる効果的なアイテムとなるものの、使い方を誤ってしまうと場合によっては命の危険すらあるものです。

特に子猫の場合は身体が小さく未発達な分、効きすぎてしまうので危険性はかなり高いと言えます。またたびを使用する前には、危険性についてもしっかり把握しておきましょう。

呼吸困難になる可能性がある

ねこにまたたびを与えるのが危険と言われている一番の理由は、呼吸困難を引き起こす可能性があるということです。またたびはねこの中枢神経を麻痺させるという効果があり、麻痺の程度が過度に強かった場合、呼吸がしにくくなってしまいます。

適切な量を守れば危険な状態になることはほとんどありませんが、与えすぎてしまったり、手の届くところに置いておいたまたたびをねこが勝手に触ってしまったりと、多量に摂取すると危険です。大人のねこでも多量に摂取すると危険ですが、子猫の場合は身体が小さいので少量でも効きすぎてしまうので注意が必要です。

酩酊状態になって怪我をする可能性がある

またたびを摂取することでねこは興奮状態になりますが、これは人間でいうお酒に酔っている状態です。お酒に弱い人が泥酔してしまうと、真っすぐに歩けず転んでしまったり、物にぶつかったりと怪我をする可能性があるでしょう。同様に、ねこがまたたびで過度に興奮し、酩酊のような状態になってしまった場合、身体のコントロールが効かずに怪我をしてしまうことが考えられます。

効き方には個体差が大きいので、またたびを初めて使用する前には少な目から試してみるなど、過度な酩酊状態にならないようにすることが大切です。

ねこに対するまたたびの効果

またたびには知っておかなければならない危険性もありますが、与える方法を意識して使えばとても便利なアイテムでもあります。ねこを単に喜ばせてあげるだけでなく、ねこを上手くコントロールして上手に飼うためにも効果的なアイテムです。

適量を使用するのが重要なものなので、いつでも無意味に与えてあげるというよりは、より効果的で良い使い方をするように心がけましょう。上手く使えばねことのコミュニケーションが簡単になります。

食欲を増進させる

ねこはまたたびが好きなので、いつものフードと併せて上手く使えば食欲増進を促すことができます。何らかの原因でねこがいつものフードを進んでとらなくなってしまったときなどは、フードにまたたびを少し振りかけてみましょう。またたびに釣られて進んでフードを口にしてくれるようになります。

フード以外にも、水分不足が心配されるときなどは水に振りかけてあげるという方法もあり、とても便利です。またたびはねこの食事や水分補給の管理に一役かってくれるアイテムです。

新しいグッズや家具に慣れさせる

新居に引っ越してねこが不安そうな素振りを見せているときや、新しいねこのおもちゃやグッズを購入したのになかなか馴染んでくれないときにも活躍するのがまたたびです。慣れてほしいグッズに軽くまたたびを振りかけることで、喜んで使ってくれたり、安心して使ってくれたりするようになります。

警戒心が強く、なかなか新しいものに慣れてくれないねこには特に効果的です。一度にたくさんのものを新調したときには、全てに使うと与えすぎになってしまう可能性があるので気をつけてください。

隠れたねこをおびき出す

ねこはまたたびが好きだという特性を利用して、隠れてしまったねこをおびき出すことができます。恐怖を感じたり、ストレスが溜まったりなどしてねこが家具の奥に隠れてしまった場合、部屋の中やおもちゃなどに軽くまたたびを振りかけてみましょう。またたびに釣られて隠れていた場所から出てきてくれることが多いです。

反対に、ねこをキャリーバッグの中などに誘導したいときにも使うことができます。動物病院に連れていきたいのにねこが嫌がって鞄に入ってくれない場合、キャリーバッグの中にまたたびを使用することで自ら入ってくれる可能性が高いです。

ストレスの解消になる

ねこは基本的にまたたびが好きなので、またたびを使用することでねこを喜ばせ、ストレスの軽減をしてあげることができます。ストレスが溜まっていそうだと感じたときにおもちゃに振りかけてあげると、喜んで遊んでくれ、ストレスが軽減されるでしょう。

また、ねこが嫌いなイベントのあとにそのストレスを中和する目的での使用も効果的です。爪切りやシャンプーなど、ねこが嫌いながらもしなければならないケアをしたあと、イライラの解消目的でまたたびを与えてあげましょう。

ねこの好きなまたたびは子猫に与えても良い?

ねこが好きなまたたびですが、子猫への使用は控えた方が賢明です。身体も大きくなって各機能も成熟した大人のねこと違い、子猫は小さく身体的に未熟であるためです。同量を与えたとしても身体が小さいねこにはより効き目が強いため、中枢神経を大人のねこ以上に麻痺させてしまい、場合によっては呼吸困難を引き起こします。

また、子猫の場合は中枢神経が麻痺しても、興奮作用の効果はあまり出ないとされています。子猫にとっては危険なだけでメリットがほとんどないため、使用を控えるようにしましょう。

またたびを与えても良いのは生後9ヶ月頃から

子猫がいつからまたたびを摂取していいかというのはさまざまな説があり、実際のまたたび製品のいつから使用できるかという注意書きも製品によって違った年齢が書かれています。

一般的に、子猫の身体が十分に発達してくるのが生後9ヶ月頃とされています。例えば、メス猫であれば初めての発情期を迎えるのもこの時期です。そのため、いつからまたたびを与えることができるかと言われれば、この9ヶ月を過ぎたころが良いと考えられます。

もちろん、9ヶ月を過ぎていても、初めてまたたびを与えるときには少な目から試してみるなどの注意が必要です。

ねこにまたたびを与えるときの注意点

効果も抜群で便利ながら危険性もあるまたたびを使用するときには、正しい方法を守ることが重要です。便利な効果がある反面、危険性もあるので飼い主の都合で使いすぎることがないようにしましょう。

特に、またたびはねこの反応に個体差があるため、反応が薄いからといってむやみに量を増やすなど、間違った与え方をするととても危険です。危険を回避するためにも、飼い主が正しい使い方を理解した上で与えてあげるようにしましょう。

市販のまたたびの選び方

ねこ用のまたたびは主に5つのタイプが販売されています。

・粉末タイプ
・スプレー(液体)タイプ
・実を乾燥させたもの
・枝を乾燥させたもの
・葉を乾燥させたもの

本物のまたたびの実や枝、葉をそのまま乾燥させたものは、与えすぎになったり、うっかり塊を丸呑みしてしまったりというリスクが高い製品でもあるので、粉末タイプやスプレータイプから使い始めるのがおすすめです。粉末やスプレータイプはフードに振りかけたりもしやすく、飼い主目線で見ても管理しやすくなっています。

一日に与える量と頻度

またたびは多量に与えることで危険性もあるアイテムなので、与える頻度と量には十分な注意が必要です。ねこがいつも良い反応を見せてくれるからといって、過度に与えないように気を付けましょう。毎日ではなく週に2~3回の使用に留めるようにするのが適切な頻度です。

また一回に与える量は、市販されているものに記載されている量の半分程度から始めましょう。一般的な粉末タイプなら1袋0.5gとなっていることが多いので、その半分の量が目安です。反応が薄い場合も上限は1袋分までにとどめ、それ以上の使用は控えましょう。スプレーも同様に、指定されているプッシュ数の半分から、反応が薄い場合でも指定されてる量までが基本となります。

ねこにまたたびを与えるときは適切な使用法を守ろう

ねこが大好きなまたたびは、上手に使えば効果的で、飼い主にとっても便利なものです。しかし、その中枢神経を麻痺させるという作用から、使い方を誤ると危険性があることは知っておかなければなりません。

特に子猫を飼っている場合、身体が成熟してくる9ヶ月頃までは使わない方が良いため、今は使用を控えて近い将来のために正しい使い方を学んでおくようにしましょう。またたびを使用するときはねこが適正な年齢になってから、正しい量と与え方で与えてあげることが重要です。

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