乳液とは?
乳液は、エマルジョンとも呼ばれていて水に油が分散している乳白色の液体です。まるでミルクのような色や質感をしているためミルクと呼ばれることもあります。多くの乳液は不透明でとろみのある質感の物がほとんどです、最近ではオーガニックや保湿力が高い乳液も登場しています。
コスパのいい乳液もありますし、デパコスブランドから登場している乳液もあります。配合成分やうるおい感、美容成分などが異なるため乳液の質感もブランドによって異なります。
■乳液の役割
乳液の役割は、乳液に含まれている油分で膜をはることによって水分の蒸発を防いでくれることです。
本来私たちのお肌の表面には、皮脂膜といって肌の内側に蓄えられた水分の蒸発を防いでくれる膜が存在します。皮脂膜は外的刺激からもお肌を守ってくれる大切な膜です。その重要な皮脂膜の代わりを果たしてくれるのが乳液などの保湿アイテムとなります。
■乳液とクリームの違い
乳液とクリームの目的は、どちらもお肌に必要な水分を蒸発させないように膜を作って保護することです。目的は同じですが、配合されている水分と油分のバランスが異なるため、テクスチャーが異なります。乳液は、水分量が多くなっているのでサラッとしたつけ心地です。
一方で、クリームは水分よりも油分が多いのでこってりとしていてうるおいのある質感になっています。しっかりと保湿がしたいという人は、乳液よりもクリームが向いている場合もあります。
20代の乳液のおすすめな選び方とは?
■肌タイプで選ぶ

20代のおすすめ乳液の選び方には、それぞれの肌タイプで選ぶことが挙げられます。肌タイプは年齢によっても違いが現れますが、20代のお肌は乾燥というよりは油分が多くてニキビなどの肌トラブルが気になりがちな特徴があります。
肌タイプはその他にもあり、人よりも乾燥しやすい乾燥肌、皮膚が敏感に反応する敏感肌、お肌の油分が多くてニキビなどができやすいオイリー肌が代表的な肌タイプです。乾燥が気になる人は、保湿成分を配合している乳液がおすすめですし、脂性肌の人にはさっぱりとしたつけ心地の乳液がおすすめです。
■成分で選ぶ
乳液の選び方には、配合されている成分をチェックして選ぶということもポイントになっています。主な乳液は、水分や油分、保湿成分などがベースとして配合されていますが、その他にも美容成分などを配合している乳液もあります。
保湿力が期待できる成分としてグリセリン、プチレングレコール、アミノ酸系の成分などがあります。組み合わせによっては、保湿力が高まることもあるので知っておくと便利です。最近は、敏感肌の人でも使いやすいアミノ酸系の乳液なども登場しています。
■乳液のタイプで選ぶ

乳液の選び方の最後は、乳液の種類で選ぶことです。乳液には大きく分けて3つの種類があります。主要なものは、主となる原料に保湿成分を加えたよく見かけるタイプの乳液です。そして、UVカット効果を兼ね備えたUV乳液、乳液としての役割だけでなく化粧下地として活用できるティント乳液もあります。
選び方を参考にしながらいくつかある乳液の種類の中で20代の自分に合った乳液を選んでいくことが一番の選び方のポイントです。
20代におすすめの乳液の塗り方
■化粧水で保水
クレンジングと洗顔が終わった後はお肌の水分や油分が不足している状態なので、スキンケアをすぐ始める必要があります。
①手でつける場合は、手の平に化粧水を適量取ってお肌に押し込むようにしながらつけていきます。
②両頬、おでこ、顎、鼻、目元を覆うようなイメージで手を当てて中まで浸透させるように塗ります。この時ペチペチと叩いたりする方がいますが、特に敏感な人は皮膚を傷つけてしまう恐れがあるので注意が必要です。
③全体的にたっぷり化粧水が浸透したら手の平を大きく広げてハンドプレスします。ハンドプレスをすることで自分の体温でお肌が温められて化粧水の浸透力がより高まります。
コットンで化粧水をつける方法
①コットンは大きめのものを用意して、たっぷりの化粧水を染み込ませます。
②両頬、おでこ、顎、鼻、目元などお肌の上を軽く滑らせるように化粧水をつけていきます。
③化粧水をケチることなくたっぷりつけたら最後に自分の手を使ってハンドプレスしながらお肌に化粧水をさらに浸透させていきます。もし余裕があれば、ハンドプレスの前にコットンを割いてコットンパックをするのもおすすめです。
■乳液で保湿
化粧水をつけたすぐ後に乳液で膜を作り、保湿してあげるようにします。
①手の平に10円玉くらいの量の乳液を取り出して手の中で温めていきながら伸ばしていきます。
②両手を両頬に当ててクルクルと円を描くように優しくまわしながら伸ばしていきます。足りないようであれば乳液を足してあげるようにすると滑りが良くなり、皮膚も傷つけなくて済みます。
③両頬、おでこ、顎、目元、鼻の順につけていきましょう。皮脂の多いTゾーンは、最後に少量つけるだけでも十分です。
④ハンドプレスして化粧水同様にお肌に浸透させてあげたら完成です。
20代におすすめしたい乳液第10位
■エリクシール バランシングおしろいミルク
内容量 | 35g |
代表的な成分 | グリセリン・ローズマリー葉エキス |
おすすめポイント
エリクシールから登場しているおしろいミルクは、朝専用の乳液になっています。ピンクがかったテクスチャーで化粧下地としての役割も持っており、テカリや毛穴をカバーしてくれるおしろい効果が魅力です。このミルクを塗ってその上からファンデーションを塗れるのでメイクが簡単になります。
さらには、UVカット効果も兼ね備えているので、サッと塗るだけで肌トーンが決まる画期的で万能なアイテムとなっており、20代にもランキングに入るほど人気です。
20代におすすめしたい乳液第9位
■クリニーク ドラマティカリーディファレント
内容量 | 191g |
代表的な成分 | ミネラルオイル・オオムギエキス |
おすすめポイント
クリニークの乳液の1つであるドラマティカリーディファレントは、黄色いボトルデザインが特徴の乳液です。お肌にうるおいを与えることで本来の肌のバリア機能を高めて健康的で弾力のあるお肌に導いてくれます。
乾燥肌や混合肌の方におすすめのタイプで、もう1つジェルタイプの乳液は脂性肌の方におすすめです。しっとりと潤うのにサラッと伸びのいいテクスチャーがポイントで、20代にしてはお値段が高くも思えますが人気の製品となっています。
20代におすすめしたい乳液第8位
■無印良品 乳液敏感肌用高保湿乳液
内容量 | 200ml |
代表的な成分 | 岩手県産釜石の天然水 |
おすすめポイント
無印良品から出ている敏感肌用高保湿乳液には、しっとりタイプとさらさらタイプが揃っています。乳液ランキングの中にも必ずと言っていいほどランクインしているシリーズで、サイズは小さい物から大きい物まであります。
岩手県産の釜石の天然水を使って作られている乳液で、乾燥肌や乾燥が気になる敏感肌の人のお肌に自然に馴染んでうるおいとしっとり感を与えてくれます。敏感肌の人も使うことができる低刺激性になっており、そこも20代の人に人気のポイントです。
20代におすすめしたい乳液第7位
■キュレル 乳液
内容量 | 120ml |
代表的な成分 | グリセリン・ユーカリエキス・スクワラン |
おすすめポイント
キュレルの乳液は、乾燥性敏感肌の人におすすめの乳液です。乾燥性敏感肌の人は、普通の人よりも乾燥が気になる上に、少しの刺激にも弱いと言う特徴があります。お肌にうるおいを与えてくれる成分としてユーカリエキスなども配合されているので、うるおいと弾力があるキメの整ったお肌を演出してくれます。
しっとりベタつかない使い心地で、使いやすいのも嬉しいポイントです。お肌の弱い人も使えると言うことから人気が出ています。
20代におすすめしたい乳液第6位
■MINON アミノモイストモイストチャージミルク
内容量 | 100ml |
代表的な成分 | グリセリン・ミツロウ・スクワラン |
おすすめポイント
MINONのアミノモイストモイストチャージミルクは、お肌馴染みがよくてとろりとうるおう特徴的な乳液です。ポンプ式になっているので簡単に取り出すことができますし、まるでホイップのような白さの乳液でお肌にうるおいの膜が作られるような感覚です。
1〜2プッシュを手の平に出してお肌につけるだけでスッと潤ってくれます。乳液は、中の成分だけでなく、使い心地も選び方のポイントであり、重要なポイントです。
20代におすすめしたい乳液第5位
■ちふれ 乳液
内容量 | 172g |
代表的な成分 | ミツロウ・ヒアルロン酸 |
おすすめポイント
ちふれの乳液は、年齢問わず大人気となっており、しっとりタイプとさっぱりタイプがあります。ランキングで人気の理由には、お値段がリーズナブルなところも20代におすすめであり人気があるのは納得です。お肌を滑らかに保つための力を貸してくれる乳液は、しっとりしていて濃厚な触り心地です。
しかし、お肌につけると一気に馴染んでサラッとするのにお肌をダメージから守ってくれる特徴があります。ちふれの化粧品は全てのボトルがシンプルで環境に優しいパッケージになっています。