オス猫は甘えん坊って本当!?オス猫とメス猫では性格が違う?

オス猫は甘えん坊って本当!?オス猫とメス猫では性格が違う?

人間もそうであるように、猫も性別によって性格の傾向が違います。個体差はありますが、基本的にオスが甘えん坊でメスがクールです。オスのほうがどちらかというと懐きやすいとされるので、猫を迎える際には性別による性格の差も考えてみましょう。


オス猫とメス猫はどちらが甘えん坊?

人間に男らしい、女らしいという性格の表し方があるように、ほとんどの生物は性別によって身体の特徴や性格に違いがあります。

猫も例外ではなく、性別によって体格に差がある他、性格にも違いがあります。もちろん個体差はありますが、それぞれを比べるとオスの方が甘えん坊で、猫というよりは犬っぽい行動をとり、人懐こい性格になりがちです。

逆に、メスの方はクールな個体が多く、一般的に猫らしいと言われるような雰囲気の特徴を持っています。

オス猫の性格の特徴3つ

生物界において、オスは基本的には狩りをして獲物を捕り、パートナーを養う存在です。その為オスは攻撃力が高く、どちらかというと荒々しい要素を持った種が多いのですが、猫に関しては甘えん坊であったり、子供の面倒見が良かったりと優しい気持ちを持った個体が多い特徴があります。

そのように優しくなりやすい原因としては、猫の生態が深く関わっていますが、他にも人間と関わってきた長い歴史も挙げられます。

甘えん坊

オスの性格の中でも最も特徴的なのは甘えん坊であることです。一般的に猫は人には自分からはあまり寄り付かず、自由気ままに生きているイメージを持たれがちです。

しかし、猫のオスの多くは実はとても甘えん坊です。自分から人間にすり寄って甘えてきたり、構って欲しいとアピールしたり、飼い主の行く先のどこにでもついて行きたがる素振りを見せることもあります。

なので一般的なクールな猫のイメージしか持っていなかった人がオスの人懐こさを見ると、とてもびっくりすることが多いと言えるでしょう。

面倒見が良い

甘えん坊という意外な一面を持っていますが、もう一つ、面倒見が良いという意外な面も持っています。

ペットは、野生では必要なメスの奪い合いや縄張り争いの必要がありません。その為、ペットでは意識が年下の猫に向かった場合、穏やかさがそのまま母性のようなものになり、遊び相手になったり、基本的な社会行動を教えたりと面倒を見てくれる頼もしい存在になってくれます。

新しい猫を迎えた場合、それぞれの性別で比べるとオスの方が新入りに早く打ち解け面倒を見てくれる傾向にあります。

自由奔放

オスは野生では基本的に子育てには参加しません。交尾したその後は出産から子育てまでの全てをメスに任せて、自身はさらなる種の保存の為に他のパートナーと交尾をしたり、縄張り争いの戦いを繰り広げます。

野生では基本的に子供の面倒は見ず、本能の赴くまま気ままに行動するのでやんちゃで活動的であり、好奇心も旺盛です。飼育されているペットや年を重ねた個体は多少落ち着く傾向にありますが、それでも比べるとオスの方が自由奔放な性格だと言えるでしょう。

メス猫の性格の特徴3つ

甘えん坊で自由奔放なオスに比べると、メスは落ち着いていてクールであることが多いです。

メスは子供の出産から子育てまでを1匹で成し遂げます。子育て中は子を狙う外敵が多く常に周囲に目を光らせなければなりません。また、子供自身が巣から離れてしまう危険もあるので、子供からも目が離せない状態です。

基本的に常に辺りに気を配る必要があるので、用心深かったり、子育てを経験するので、母として大人びた雰囲気を持つ個体が多いと言えるでしょう。

クール

猫と言えばツーンとして一匹オオカミのイメージがありますが、メスはまさにそんなイメージ通りの個体が多いと言えます。

オスは好奇心が旺盛で活発です。気になるものは積極的に確かめに行ったり、触ってみたりしますが、言い換えると無鉄砲で警戒心が薄いとも言えます。逆にメスは警戒心が強めな傾向にあり、慎重に行動するため活発的ではありません。常にじっとしていて人間にも興味を示さないのでクールと評されるのです。

警戒心が高い

メスは妊娠と出産と子育てを経験します。生まれたばかりの子供には外敵がとても多く、カラスや犬、山間部ではイタチなどの捕食者が常に子供を捕食しようと狙っています。

また、猫は縄張りを持つ生き物です。野良では他の遺伝子を抹殺しようと父親以外の猫が子供を食い殺してしまう危険もあります。そんな敵だらけの中で子育てをしなくてはならないので、メスに警戒心の強い個体が多いのは無理のないことだと言えるでしょう。

大人しい

オスに自由奔放でやんちゃな個体が多いですが、それに対してメスは比較的落ち着いていて大人しい個体が多いのが特徴です。

メスは生まれて1~2年程度の早い時期から子供を生み育てるので、大人しいという漢字が表しているように、自然と大人びた雰囲気になるのです。子育てを通して段々と落ち着いてきて、ちょっとやそっとのことで驚いたり、はしゃいだりすることが少なくなってくるので必然的に大人しい個体が多くなると言えます。

オス猫は去勢すると甘えん坊な猫になる

元々甘えん坊な性格の個体が多いオスですが、去勢することによって甘えん坊にさらに拍車がかかる場合があります。それは、去勢によって種の保存の必要が無くなるとメスよりも飼い主に興味が湧くとされるからです。

また、比較的子供の段階で去勢をして人間と暮らしていると、猫は段々と自分を人間だと思い込むようになり、飼い主と同じ人間同士で仲よくしようとするので、さらに甘えん坊になることもあります。

メスより飼い主に興味が向く

オスは去勢するまでは、種の保存の為に交尾しようとメスへの興味を示したり、存在をアピールする行動をとりがちです。しかし、去勢すると子孫を残す必要が無くなります。性的な部分に関わるホルモンも去勢によって減少するので、メスへの興味は薄れてきます。

その代わり、自分の身の周りを世話して可愛がってくれる飼い主に居心地の良さを感じて飼い主に興味が向くので、甘えん坊に拍車がかかり、去勢前よりも甘えん坊に拍車がかかるというわけです。

子猫の時の去勢は自分を人間だと思う要因

比較的子供の面影がある段階で去勢手術をすると、大人になっても子供の時の性格がそのまま残っているということがあります。また、去勢後はホルモンバランスも変わってきて、自分と人間との境界線があいまいに感じることもあり、猫なのに自分を人間と思いこむ猫もいます。

そのため、子供の頃に去勢手術を受けさせた場合、子供のままの性格で、自分を人間と思い込んでいる猫はまるで人間の赤ちゃんや小さな子供のように甘えん坊になることもあると言えるでしょう。

猫が甘えん坊の時とは?

猫がゴロゴロとのどを鳴らして人間にすり寄ってくる姿はとても可愛いものです。膝の上に乗って、至福の顔つきで撫でられることを喜んでいる姿を見ているとこちらも幸せな気分になりますし、アニマルセラピー効果もあります。

そんな可愛い甘えん坊な個体は飼い主を信頼しているから甘えている場合がほとんどですが、甘え方が度を越えていたり、飼い主がいないと泣き喚くなど異常な状態が見られた場合は病気である場合もあります。

ペットがあまりに度を越えた甘え方をしてくる場合は、一度獣医に相談してみましょう。

飼い主を信頼している

猫がのどを鳴らして人間に甘えてくる時は、飼い主を信頼する気持ちがある時です。飼い主を心から信頼しているからこそ、スリスリとすり寄ってきたり、ひざの上で眠ったりと無防備な姿を見せてくれます。

猫も含め、動物は信頼していない人間の元へはまず近寄っていきません。近寄ってきた上に甘えてくるのなら、すっかり信用されている証拠とみて良いでしょう。

ペットが甘えてきた時には飼い主もできる限りスキンシップをとったり、遊んであげたりして信頼に応えてあげましょう。

病気の可能性

猫が甘えてくる姿はとても可愛らしいですし、飼い主を信頼しての行動なので嬉しいものですが、もしも甘えてくる態度が度を越えているものならば、病気の可能性もあります。

例えば、飼い主が移動しようとすると執拗についてこようとしたり、飼い主がいなくなったり出かけたりすると飼い主が戻るまで泣き続けるなどです。ここまで飼い主と離れたがらない場合は分離不安症の可能性があります。命にすぐ関わる病気ではありませんが、ストレスが溜まって良くないので、気になる場合は一度獣医師に相談してみましょう。

オス猫に甘えん坊が多いのは本能によるもの

猫はそれぞれの性別で性格に差があり、勿論個体差はありますが、全体を見てみるとオスの方が甘えん坊である傾向があります。異性へアピールする性質であったり、元々好奇心が旺盛であったりすることからオスに甘えん坊が多いのは本能によるものなのです。

また、去勢によっても甘えん坊になる場合もあり、子供や年下の猫の面倒見も良くなる場合もあります。ただ、もしも甘えの度合いが異常であると感じるようであれば、病気の可能性もあるので注意が必要です。

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