猫がトイレで鳴く理由とは?猫がどんな気持ちなのか知ろう

猫がトイレで鳴く理由とは?猫がどんな気持ちなのか知ろう

飼い猫がトイレをしているときに鳴くのには、実は様々な気持ちや理由が隠れています。そしてその中には病気の可能性も隠れているので注意が必要です。猫がトイレで鳴く理由は鳴き声の種類や様子である程度異なるので、トイレで鳴くのであれば様子を見てみましょう。


猫がトイレで鳴く理由とは?

通常、猫がトイレ中には鳴かないことが多いですが、トイレ中ににゃーにゃーと鳴くのならば、それには大きく分けて4つの理由が隠れています。

その理由とは、トイレハイ現象と、トイレを掃除して欲しいという要求、排泄が終わったと飼い主に報告して褒めてもらいたいという甘える気持ちから、そしてトイレ中に痛みや不快感を感じていることです。最初の3つの理由は健康には関係なかったり、掃除をするだけなどすぐに解決出来たりしますので、深刻に考える必要はありません。

しかし、排泄中の痛みや不快感からの鳴き声は病気の可能性があるので見過ごすことは出来ません。猫がトイレで鳴く時には様子を確認するようにしましょう。

①トイレハイ現象

猫は排泄する後にテンションが上がり、にゃーにゃーとうるさいくらいに鳴くことや、走り回ったり暴れたりする不思議な習性があります。

この習性の原因の仮説は3つあり、1つ目は大昔、野生で生きていた時代に排泄をしたら敵に気が付かれないように急いでその場を離れていた習性が残っていたというもの、2つ目は排泄した安心感から元気になってテンションが上がるというもの、3つ目は排泄中はリラックスした時に働く副交感神経が働いているが排泄後は活動を司る交感神経に切り替わるのでハイになるというものです。

猫が排泄の後に大きな声を出し、うるさいと感じるほど鳴くのであれば、トイレハイで鳴いている可能性が高いです。

②トイレを掃除して欲しい

猫がトイレの前でウロウロしながらにゃーにゃーと鳴く場合は、飼い主に排泄物の掃除を要求している場合があります。猫はきれい好きな生き物なので、前の排泄物が残ったままのトイレだと用を足したがらないことがあります。

猫がトイレの前で怒ったような鳴き声を上げるのであればトイレの汚れ具合を確認しましょう。もし前にした排泄物がある場合は取り除いてあげてください。

もし掃除して欲しいという要求を無視してしまうと、最終的には渋々トイレを使うかもしれませんが、限界までおしっこや便を我慢することによって排泄器官が病気になってしまったり、ストレスが溜まるのでストレスが原因の病気になってしまったりします。猫のトイレはこまめに掃除してあげることを心がけましょう。

③トイレが終わった報告

猫を子猫から飼っていた場合、子猫時代のトイレのしつけで排泄が上手に出来たときに褒めてあげたという飼い主は多いでしょう。その記憶が残っていて、子猫のときのように褒めてもらって甘えるために、排泄が終わったことを飼い主に報告するために甘える声で鳴くことがあります。

猫は賢い動物なので、子猫のときに褒められた記憶をずっと覚えているのです。排泄後に子猫のように甘える種類の声で鳴きながら寄ってくるのは褒めてもらいたい気持ちからなので、うるさいと思わず褒めてあげてください。

④トイレ中に痛みや不快感がある

猫がもしも、排泄器官の病気にかかってしまっている場合、おしっこが泌尿器官を刺激してその痛みから鳴くことがあります。トイレをしながら鳴く場合は病気の可能性があるので獣医の診察を受けるようにしましょう。

また、鳴かない場合でも頻繁にトイレに行く、おしっこの色が薄い黄色以外である、便が軟らかいといった場合も病気の可能性があります。トイレは猫の健康チェックの重要な要素なので猫が鳴く場合に限らずおしっこや便の様子はなるべくチェックするようにしましょう。

猫がトイレで鳴く時の対処法

猫がトイレで繰り返し鳴くと、うるさく感じたりご近所迷惑になる場合も少なくありません。そんなときは対処法によっては鳴かないようにさせることが出来る場合があります。また、トイレ中に鳴く時は病気の可能性であることもあるので、獣医の診察を受けさせるといった対処が必要になります。

猫がトイレで鳴くのであれば、トイレの掃除を行い、トイレの形や位置などの見直しも試しましょう。それでも治らなかったり、排泄中に鳴く場合は獣医の診察を受けるようにしてください。

①トイレの掃除や見直しをする

猫がトイレで鳴く理由のひとつに、トイレが汚いから掃除してと飼い主に訴えている場合があるので、トイレ前を猫がウロウロしながらにゃーにゃーと鳴くのであれば、掃除をしてあげましょう。

また、もし綺麗なのに鳴くのであれば、トイレの位置や砂の質感が気に入らないからということもあります。猫が鳴くようになる前に、位置や砂の種類を変えていないか思い出してみてください。猫は位置や砂が気に入らないだけでも我慢してしまい病気になる危険があるので、位置や砂を変えてみたけど気に入らないようなら元に戻すか、砂は以前の砂に混ぜて段々慣れさせるようにして、猫が排泄を我慢しなくても良いようにしてあげましょう。

②獣医に診せる

猫が排泄中に鳴き声を上げるのであれば、病気の可能性があるので、獣医の診察を受けましょう。その際にはどんな鳴き声を上げていたか、また、おしっこや便の様子も伝えましょう。猫の排泄中の様子や、おしっこや便の様子も写真が撮れるのであれば、言葉では伝わりにくい部分も伝えることが出来るので、動画や画像を携帯などで撮って持っていくとなお良いです。

排泄器官の病気は猫の命に関わってくる場合も大いにあり得るので、猫が排泄中に鳴く、あるいはおしっこや便に何らかの異常が見られるのであればすぐに獣医の診察を受けさせてください。

猫がトイレで鳴く時に考えられる病気

猫がトイレで鳴く時にかかっていると考えられる病気は大きく分けて2つあります。1つは膀胱が炎症を起こしている膀胱炎やおしっこの通り道の尿道のトラブルといった、泌尿器系の病気です。もう1つは便秘ですが、便秘なんてよくあることで、病気というほどではないのではないかと思う人もいるでしょう。

しかし、本来動物はあまり便秘にはなりません。人間は食生活や、他の動物よりストレスがかかることがあるので頻繁に便秘なりがちですが、動物が便秘になるということはそれなりの事情があるのです。便秘だからと甘く見ず、猫が便を出している時に鳴くようであれば獣医に相談するようにしてください。

①膀胱炎や尿道の病気

猫がおしっこをしているときに鳴くのであれば、膀胱や尿道にトラブルがあると考えられます。膀胱炎はトイレの時に鳴かない場合も頻繁にトイレに行くようであれば、かかっている可能性があるので注意しましょう。膀胱炎は悪化すると腎不全になり、死に至ることもあります。

また、尿道のトラブルは尿路結石や尿道炎が考えられます。尿道炎は膀胱炎の原因になってしまいますし、尿路結石は命に関わる尿毒症という恐ろしい病気の原因になるので、いずれにしろ早めの診察を受けて病気の早期発見をすることが命を左右します。

少しでもトイレ中に異常が見られた場合、獣医に相談することを心がけましょう。

②便秘

猫がトイレで鳴きながら踏ん張っている様子を見せるのに、何も排泄物が無い場合は便秘の可能性があります。猫の便秘には様々な理由があり、食べ物や毛玉が詰まってしまっていたり、肛門の近くにあって、マーキングなどに使うにおいのある分泌液を作る肛門嚢(こうもんのう)が炎症を起こす肛門嚢炎になっていたりすると便秘になります。

食べ物や毛玉が詰まっていた場合、腸で完全に詰まってしまうと腸閉塞になり、最悪身体の中で腸が破裂してしまい、命に関わります。また、肛門嚢炎も治療が必要な病気なので、猫に便秘の疑いがあれば、必ず獣医に相談しましょう。

猫がトイレで鳴くのは病気の可能性もある!

猫がトイレで鳴く理由は、猫特有のトイレハイという習性が理由であったり、トイレが出来たことを褒めて欲しくて甘えるほのぼのした理由や、掃除して欲しい欲求などの場合もありますが、排泄器官に何らかの病気やトラブルがあり、痛みや苦しみから鳴いている場合もあるので注意が必要です。

猫がトイレで鳴くようであれば、鳴き声の種類や、排泄中と排泄物の様子をしっかりと確認するようにしましょう。そして、どんなに些細なことでも異常を感じるのであれば早めに獣医の診察を受けるようにして、愛猫の健康を守ってあげましょう。

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