パタハラとは?最近注目のハラスメントの意味や具体的な事例を紹介

パタハラとは?最近注目のハラスメントの意味や具体的な事例を紹介

パタハラとは、パタニティー・ハラスメントの略称です。まだまだ日本では聞き慣れず、意味もあまり理解されていない言葉ですが、最近社会では注目を集めています。父親もしっかりと子育てに参加できるよう、パタハラの意味をしっかりと理解して、対策をたてましょう。


パタハラの意味とは?

パタハラとは、パタニティー・ハラスメントの略です。そして、パタニティーとは英語で父性という意味になります。つまり、パタニティー・ハラスメントとは、男性が育児に積極的に参加するために育児休暇を取得することに対し、職場の上司や同僚から嫌がらせや妨害を受けるという意味です。

女性が妊娠・出産の際に受ける嫌がらせをマタニティー・ハラスメントと言い、マタハラの意味は世間でも浸透していますが、パタハラはまだ周知されていないかもしれません。しかし、育児に参加する男性が少しずつ増えてきている中で、パタハラは最近注目され、問題視されるようになってきています。

パタハラの原因とは?

周りからの理解不足

日本では海外と比較するとまだまだ男性の育児休暇取得率が低く、周囲から理解されていないことがパタハラが起こってしまう一番大きな原因です。子どもの病気やお迎えで残業ができない、遅刻するというようなことがあると大きな仕事を任せられなくなってしまうことも多いでしょう。

特に上司が50代以上で奥さんが専業主婦の場合は、育児は母親の仕事だという昭和の古い考え方が根強く残っているためになかなか理解されません。イクメンという言葉が流行り、若い世代では男性の育児参加が進む中、年配層の男性との育児に対する考え方に溝が生じてしまっているのです。

会社の体制が整っていない

会社の体制や制度が未熟で、父親が育児休暇を取得するための制度が整っていないことも、パタハラが起こってしまう原因の一つだと言えます。

最近になってようやく妊娠・出産後の女性の職場復帰が増えて社会の中で女性が活躍するための制度が整ってきてはいますが、男性に対しての会社の体制はまだまだ不十分な状態です。育児休暇は、例え会社の就業規則になくても誰でも取得することができます。パタハラがこれ以上起こらないよう、男性が育児休暇を取得しやすい体制・環境を整えていくことが会社にとっての最大の課題です。

パタハラの実際にあった事例

病院で起きたパタハラの事例

京都の病院で勤務する男性に起きたパタハラ事例です。

看護師の男性は、3ヶ月の育児休暇を取得しました。しかし、その翌年、病院は育児休暇を取得したことを理由に男性を昇給させず、昇格試験も受けさせなかったのです。

男性は、これが育児介護休業法に抵触すると抗議し、労働局に報告を行いました。労働局は病院側に男性への待遇を改善するよう命じましたが病院は応じませんでした。結局裁判にまで発展し、1審では昇格試験を受けさせなかったことについては違法性が認められましたが、昇給させなかったことは違法性が無いと訴えを却下したのです。男性は、再度提訴し、高裁判決では全面的に男性の訴えが認められました。

証券会社で起きたパタハラの事例

証券会社に勤務する外国人男性が、会社に育児休暇を申請したところ、当初会社側は男性が母子手帳を持っていないことを理由に申請を却下しました。弁護士にも相談して何度も申請し、ようやく父子関係を証明するためのDNA鑑定書を提出して育児休暇を取得しましたが、復職後にパタハラを受けたのです。

パタハラの内容は、海外出張を完全に外されたり、嘘のミーティング時間を伝えられたりとさまざまでした。執拗な嫌がらせの結果、男性は精神的に追い込まれ、うつ病を発症するまでに至りました。

会社側は、全て男性に配慮した上での対応であり、パタハラには当たらないと抗議しました。

パタハラを防ぐための3つの対策

①上司の理解を得る

パタハラを受けないためには、まずは上司の理解を得ることが一番です。何の前触れもなしに、いきなり育児休暇を申請されたのでは、上司もあまり良い気分がしません。育児休暇を取るつもりなら、分かった時点で前もって上司に相談しておきましょう。

仕事は一人でしているのではありません。前もって上司に相談しておけば、どうすれば育児休暇を取りやすいかを一緒に考え、サポートする体制を整えてくれるはずです。上司が育児休暇に対して前向きな姿勢を示してくれれば、職場の他の先輩や同僚も快く受け入れてくれるでしょう。

②育児休暇をとる理由をしっかり説明する

育児休暇を取得したいのであれば、その理由をしっかりと説明しましょう。ただ単に妻が出産するので、と言うだけでは、どうして奥さんが育児休暇を取得しないのかと疑問が残ってしまいます。日本ではまだまだ母親である女性が育児休暇を取って子育てをするのが当たり前です。

なぜ自分が育児休暇を取得しなくてはいけないのか、奥さんはどういう状況なのか、上司や同僚に認めてもらうためにもしっかりと理由を説明するようにしましょう。

③感謝することを忘れない

パタハラを受けないためには、感謝の気持ちを忘れず、それをしっかりと態度に示すことが必要です。育児休暇を取得することは当然の権利ではあります。しかし、仕事はチームでしているものであって、育休で一人が抜けた分は他の誰かに負担がかかってしまっているのだということを忘れないでください。当然の権利を行使しているだけ、という態度では周囲の人の反感を買ってパタハラを受ける原因になってしまいます。

育休に入る前には迷惑をかけることについて謝罪をし、職場に復帰した際にはきちんとサポートしてもらったことへのお礼を伝えるようにしましょう。そうすることでその後の職場環境も良くなります。

パタハラを防いで、パパも育児参加を諦めない

最近は育児に積極的に参加する男性の姿も目立ってきていますが、日本はまだまだ海外と比較すると遅れています。その一因がパタハラなのです。育児に参加しようという前向きな気持ちをパタハラが邪魔をして潰してしまっています。

自分ひとりではどうしようもないと諦めず、まずは男性が育児に参加することの素晴らしさを周囲に伝えることから始めてみましょう。一人ひとりの育児への考え方が変われば、会社も大きく変わり、パタハラも次第になくなります。パタハラを防ぎ、子どもとの大切な時間を過ごせるようにしましょう。

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