子猫が水を飲まない!効果的な飲ませ方は?病気の可能性があるの?

子猫が水を飲まない!効果的な飲ませ方は?病気の可能性があるの?

猫はもともと砂漠の生き物なので、たくさんの水は飲みません。しかしあまりに飲む量が少ないと脱水症状になったり、尿道や腎臓の病気を引き起こしたりする危険があります。とくに子猫は脱水症状になりやすいので注意が必要です。子猫が水を飲まない原因と対処法を見てみましょう。


子猫が水を飲まない3つの理由とは?

猫はもともと砂漠地帯で暮らしていた生き物です。そのため水を飲む習慣はあまりなく、飲み過ぎると下痢をしてしまうこともあります。しかし、あまり飲まなくても良いというわけではなく、摂取量が少なすぎると体調不良や病気になる危険があります。

とくに子猫は身体が小さく弱いので、脱水症状は命に関わる事態になりかねません。子猫があまり飲まないと感じたら、すぐに原因を解明して対処することが大切です。

①水や器が好きではない

子猫が水を飲まない場合、味が好きではない、もしくは器が気に入らないことが考えられます。

最近まで母猫のミルクを飲んでいた子猫は水の味になれていません。そのため、ミルクではない物をまずく感じてしまうこともあります。最近までミルクを飲んでいた子猫が水を飲まない場合は、しばらく様子をみてみましょう。

また、最近器を変えてはいませんか?もし、器を変えてから飲まなくなったのであればその器が好みでない可能性があります。

②ウェットフードで水分が足りている

猫のエサはカリカリのドライフードとかんづめやパウチに入っているウェットフードの2種類があります。ドライフードに含まれる水分量は全体の10%程度ですが、ウェットフードは80%です。

もし子猫に与えるエサが基本的にウェットフードならば、ウェットフードだけで水が足りている可能性があります。それならば問題ないように思えますが、子猫は生後6ヶ月以内に口にしたもの以外はなかなか食べないと言われています。

ウェットフードは柔らかくて食べやすいので嗜好性は高いですが、コストがかかることと、歯が弱くなってしまうデメリットがあります。そのため、ウェットフードばかり食べさせるのはあまり良くありません。

③体調不良・病気

体調不良や病気も原因として考えられます。とくに、尿道や腎臓の病気が考えられるので、トイレでも変わった様子がないかしっかりチェックしてみましょう。

ぐったりしていたり、トイレで排尿するときに苦しそうな鳴き声をあげるなどいつもと違う様子を見せたりする場合は体調不良や病気の可能性が高いです。

すぐに診察を受けないと命に関わる危険がある場合もあります。少しでも様子がおかしいと感じたのなら、すぐに獣医の診察を受けるようにしましょう。

子猫が水を飲まないときに考えられる病気

子猫が水を飲まないときにかかりがちな病気は、尿道や腎臓に関わる病気の可能性が高いです。

・尿石症
水をあまり飲まないと尿の濃度が高くなり、膀胱に尿の結晶石ができます。その石が膀胱や尿道を傷付けるので、血尿が出たり、おしっこをするときに痛がるのです。

・膀胱炎
尿石症を放置すると膀胱炎を発症する危険もあります。膀胱炎は放置すると尿道閉塞を引き起こし、死に至ることもある恐ろしい病気です。

・慢性腎不全
猫は尿を作るときに尿を濃く作る性質があります。そのため腎臓に負担がかかりやすく、慢性腎不全になりやすいのです。とくに水を飲まないとますます尿が濃くなり慢性腎不全になる確率は上がってしまいます。

子猫が水を飲まないときの2つの対処法

子猫が水を飲まない場合、早急に対策を練って飲ませるようにしないと、体調不良や尿道や腎臓の病気を引き起こす危険があります。

もし、子猫がぐったりしていたり、トイレでいつもとは違う様子を見せたり、苦しそうにしている場合はすぐに獣医の診察を受けることをおすすめします。

しかし、ただ飲まないというような場合は家でも十分に対処できる可能性があります。それでは具体的にどのような飲ませ方が有効なのかを見てみましょう。

①水や器を変えてみる

まず、子猫に飲ませる水を変えてみましょう。新鮮なものに入れ替えただけであっさり飲んだという事例もあります。

ただし、より良い物をあげたいからといって人間も飲めるミネラルウォーターを与えるのは止めましょう。なぜなら、ミネラルウォーターには多くのミネラルが含まれていて、猫の腎臓には悪影響を及ぼす可能性があるからです。

器も試しに変えてみましょう。わざわざ買い直さなくても、家にある使わない食器でも構いません。色々試してみれば、子猫が気に入る水や器を見つけることができるでしょう。

②フードを変えてみる

子猫に与えているフードを変えてみることも方法のひとつです。もし、カリカリのドライフードばかりを与えているのなら、水分補給もできるウェットフードをあげてみましょう。

ただし、よく食べるからと言ってウェットフードばかり上げていると、ドライフードを食べなくなってしまう可能性があります。ウェットフードで水分補給させるのは、家でできる方法の中でも最終手段にしましょう。

もしくはウェットフードにドライフードを混ぜてドライフードも食べさせるようにしましょう。

子猫が水を飲まないときは簡単な対策で改善する?

子猫が水を飲まない原因は大きく分けて水やフードが気に入らない場合、ウェットフードで水分補給できている場合、体調不良や病気の場合が挙げられます。

体調不良や病気の場合は獣医の診察が必要ですが、その他の2つの原因が考えられる場合は簡単な対策で改善できる可能性があります。

子猫が水を飲まないときには、様子がおかしくない以外は水や器、フードを変えてみるなどの方法を試して様子を見てみましょう。

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