猫ちゃんのマーキングがヤバイ!正しい対策と掃除方法は!?

猫ちゃんのマーキングがヤバイ!正しい対策と掃除方法は!?

猫がトイレ以外でおしっこしてしまうマーキング行動は飼い主にとって悩みの種のひとつです。いくら猫を叱っても、マーキング行動を防止出来ないと困っている飼い主は多いと思います。実はマーキング行動の対策は叱るだけでは防止出来ません。正しい対策と掃除方法をお伝えします。


猫のマーキング対策には原因知ることが重要

猫のマーキング対策には原因知ることが重要

いままできちんとトイレでおしっこもうんちも出来ていたのに、急に猫がトイレ以外の場所でおしっこをしたら、それはマーキングの可能性が高いです。

猫がトイレ以外の場所でおしっこをしてしまうマーキング行為は、おしっこの臭いが家具や壁についてしまいますし、掃除も大変なのでとても厄介です。

そのため、マーキングを防止したいと思う飼い主は多いですが、問題行動の防止対策をするにはそもそもの原因を知り、原因に合わせた対策をとることが重要です。間違った対策では効果がなかったり、マーキングが激しくなったり逆効果になりかねません。

マーキングに困って防止対策をしたいのなら、まずは原因を確かめましょう。

①縄張りのアピール

猫のマーキングは縄張りのアピール

マーキングの理由としては、まず縄張りのアピールが考えられます。自分の縄張りである室内におしっこをかけて臭いを付けることで、自分の縄張りだと主張しているのです。

実はこのマーキング行為は、おしっこをかけるだけではありません。猫が飼い主にゴロゴロとのどをならして、甘えながら頭や顔を擦り付けてくることがありますが、実はその行為もマーキングの1種なのです。また、猫のうんちはとても臭いですが、うんちによっても縄張りアピールをしているのです。

普段はきちんとトイレでうんちもおしっこするのに、おしっこでマーキングすることがあるのは、猫が強い不安があって、自分のテリトリーをよりアピールするためなのです。

②気持ちを落ち着かせようとしている

猫は強い不安があると、マーキングで自分の縄張りを強くアピールしようとしますが、マーキングは縄張りを主張すると同時に気持ちを落ち着かせる効果があります。縄張りアピールとしてマーキングすることで、猫は自分の臭いにより囲まれることになり、安心できるのです。

猫が強い不安から気持ちを落ち着けようとするマーキングは、スプレーと呼ばれ通常のマーキングのおしっこよりも強烈な臭いがします。猫のマーキングの臭いがいつも以上にきついと感じたら、それは猫が強い不安を抱えている証拠です。

猫がスプレーをして対策をしたい場合は、最近変わったことはないか、ストレスの原因が何かを調べ、改善する必要があります。

③他の猫へのアピール

猫のマーキングは他の猫へのアピール

飼い主が外で猫を触ってきた後や、新入りの猫が来た時にマーキング、およびスプレーをするのであれば、それは他の猫へ自分の存在をアピールしている可能性が高いです。

自分の臭いを縄張り内の色々な物に付け、自分がいることをアピールして他の猫をけん制しているのです。ただし、元々家にいる猫と、新しく来た猫、あるいは飼い主についた臭いの主の猫の性別が違う場合、オスがスプレー行動をとるのなら、メスへのアピールでもある可能性があります。

猫は元々広い砂漠地帯で単体で生息する生き物なので、オスはスプレーによって発情中のメスへ存在をアピールしたのです。

猫のマーキングへの4つの対策

猫のマーキングへの4つの対策

猫のマーキングには様々な理由がありますが、どのような理由にしろ、家中がおしっこ臭くなってしまうマーキングはすぐにでも防止対策をとりたいものです。マーキングは臭いが残っていると、また同じ場所にマーキングされる可能性も高いので注意が必要です。

またマーキングは臭いの問題以外にも、強い不安を感じることでマーキングしている可能性もあるので、そのまま放置しているとストレスが溜まってしまいます。ストレスは様々な病気の引き金になることが多く、重篤な病気を引き起こすこともあるので決して軽視はできません。

臭いの面から見ても、健康の面から見ても、マーキング行動が見られたらすぐに防止対策を取るようにしましょう。

①去勢・避妊手術する

猫のマーキング対策は去勢・避妊手術する

オスがメスへの性的なアピール目的でマーキング行動をくり返しているようであれば、去勢することで対策できる可能性が高いです。また、メスの中にはオス同様に性的なアピールからマーキングをする個体もいます。この場合もオスの去勢と同様、避妊手術をすることで落ち着かせられる可能性があります。

マーキングを防止するために去勢・避妊手術をするということに抵抗を感じる人もいるでしょう。しかし、実は去勢・避妊手術には、マーキングの緩和以外にもメリットが多くあるのです。繁殖の予定が今のところはっきりしていないのであれば、去勢・避妊手術を受けさせることをおすすめします。

去勢・避妊手術の具体的なメリットを見てみましょう。

マーキング対策以外のメリットもある

去勢・避妊手術は、オスであれば睾丸を、メスであれば卵巣と子宮を摘出する手術です。生殖に必要な臓器や器官を摘出することで繁殖を防ぐことが目的で、万が一脱走などがあっても、妊娠して帰ってくるなどのリスクを減らせます。

また、オスが脱走した場合、オスのフェロモンが出ていると野良猫のケンカに巻き込まれかねませんが、去勢していればそのリスクも減らすことができます。さらに、睾丸や子宮、卵巣を取ってしまうことで、それらの臓器の病気対策もできます。

また、性ホルモンの分泌も減るので、発情期のストレスが軽減される効果もあります。このようにメリットもあるので、去勢・避妊手術は受けさせた方が良いでしょう。

②猫の不安を取り除く

マーキングは、強い不安を取り除こうとして行われることもあります。すでに去勢・避妊手術しているのに関わらずマーキングをする場合は、原因として強い不安やストレスが考えられるので、それらを取り除いて対策しましょう。

マーキングでストレスや不安を訴える理由に、トイレに問題がある場合があります。猫砂を違うものに変えた、猫砂が汚れているなど、変化や問題があると不満に思いマーキングで訴えてくるのです。

また猫砂などトイレに問題が無さそうなのに、問題行動をとる時は、その他に何か変わったことがないかチェックしてみましょう。フードの種類や食器など、変えた物があれば、元に戻したり、別の物にしたりして対策してください。

③多頭飼いの場合はトイレの数を確認

もしも数匹の猫を同じ空間で飼っている、いわゆる多頭飼い状態でマーキングする猫がいるのなら、自分用のトイレが無い不安から問題行動を起こしている可能性が高いです。

多頭飼いの場合、トイレの数は飼っている頭数+1個が適切と言われています。現在多頭飼いをしていて、トイレの数が適切でないのなら、対策としては数を調整することが大切です。また、複数のトイレを置く場合、猫は猫砂の種類にとてもこだわるので、各個体がそれぞれ気に入ったトイレを使える対策として、猫砂の種類はできれば変えましょう。

猫はとても繊細な生き物なので、たった少しの事でも問題行動の原因あるいは対策になることが多いのです。

④マーキングした場所の臭いを消す

猫のマーキングした場所の臭いを消す

マーキングの対策として、去勢手術や不安を取り除くことは大切ですが、マーキングされてしまった場所の消臭対策も重要です。なぜなら、臭いが残ったままだと、またマーキングされてしまう可能性が高いからです。

おしっこの臭いは、スプレー行動の場合特に臭いがきついですが、早めに掃除をしないと臭いが染みてしまうので、問題行動を見付けたらまずは臭いを急いで取りましょう。

ただし、慌ててこすってしまったり、市販の消臭剤をまいたりする対策は逆効果になる可能性があるので注意が必要です。市販の除菌・消臭スプレーはペット用に作られていないので、それだけでは十分な対策にならないのです。

おしっこした部分を叩いて拭きとる

服やバッグ、布製のソファなど、布製品に対しておしっこをされてしまった時、慌ててこすり取ろうとする人がいますが、こすり取るのは間違いです。逆に、おしっこを染み付かせてしまうことになるので、絶対に止めましょう。

おしっこされてしまった時は、その部分をティッシュや吸水性の良い捨てても大丈夫な布で叩いて拭きとりましょう。この時、強く叩くのはこするのと同様、おしっこが染みてしまうので、注意してください。

おしっこを叩きとる時は、ポンポンと軽く叩いて、ティッシュや布地で吸い取るイメージで叩きましょう。叩きとるのはあくまで多く染みたおしっこを減らすためなので、ある程度取れたら次の段階に移りましょう。

洗濯できるものは酸素系漂白剤で洗う

ある程度、染みてしまった分を叩きとることができたら、洗濯できるものは速やかに洗濯しましょう。この時、市販の洗剤や柔軟剤では臭いが十分に取れません。臭いを取るためには、酸素系漂白剤を使う必要があります。

酸素系漂白剤は、マーキングされてしまった部分に原液を塗りこみ、効果を高めます。ただし、この時、色物は色落ちしてしまう危険があるので、ゆっくり様子を見ながら塗り込みましょう。

その後、バケツなどに3Lほどのお湯と、酸素系漂白剤を大さじ2杯程度入れたものに30分程浸けておきます。その後、浸け置きから上げた状態で洗濯機で通常通り洗濯をすれば、臭いを落とすことができます。

洗濯できない部分の消臭はお酢を使う

洗濯ができるものは、酸素系漂白剤で洗濯することで臭いを落とせますが、壁やソファなどは洗濯することができません。その場合は、お酢を使って消臭、除菌をしましょう。

なぜお酢でおしっこ対策が出来るのかというと、お酢は酸性で、おしっこはアルカリ性だからです。酸性とアルカリ性を合わせることで、中和させ臭いを消すことができるのです。

さらに、お酢には抗菌、洗浄作用もあるので、おしっこの染み落としにも効果的なのです。お酢は水と1:4の割合で混ぜて薄めて、スプレーボトルに入れて使いましょう。お酢スプレーした後はドライヤーで乾燥させることも大切です。乾かさないとカビなどの原因になってしまうので、注意しましょう。

猫のマーキングは対策をすれば治ることがある!

猫のマーキングは対策をすれば治ることがある!

猫はうんちやおしっこといった排泄物や、身体の色々な部分から特殊な臭いを出してマーキングします。その中でも、おしっこによるマーキングは臭いがきつく、部屋が汚れてしまうので困るという飼い主は多いでしょう。

マーキングには縄張りのアピールの他に、強い不安などが隠れていることもあるので、すぐに対策をとることが重要です。対策の方法は、マーキングの原因によって異なるので、まずは原因をしっかり見極めましょう。

しっかりと原因の特定と、適切な対策が取れれば、問題行動は治すこともできるのです。

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