1歳の睡眠時間はどのくらい?育児と成長で知っておきたいこと!

1歳の睡眠時間はどのくらい?育児と成長で知っておきたいこと!

1歳の睡眠時間はどのくらいの長さが必要か知っておくことは、子供の心と身体の健やかな成長を支えるために重要です。睡眠時間が足りないとどうなるか、反対に長すぎる場合はどんなトラブルがあるか理解し、1歳の睡眠時間を守る生活リズム作りに役立てましょう!


1歳の睡眠時間はどのくらいがベスト?

1歳は赤ちゃんから子供へと、心も身体も大きく成長する時期です。1歳児にとって睡眠時間やお昼寝時間は、健康や精神状態を保つためのバロメーターでもあります。1日の生活の中でどの程度寝る時間を確保すればいいのか、1歳児の睡眠時間の平均を知って、自分の子供の睡眠時間が足りているか比較してみましょう。

必要な睡眠時間は11~14時間

家庭保育の子供の場合と、ママが働いているなど保育園に預けられている子供の場合で多少の差があるものの、1歳児の睡眠時間の平均はおよそ10時間前後となっています。

日本の子供は、1人で寝る習慣がなく、ママと一緒の寝室で寝ることが多いため、1歳頃の睡眠時間はママの生活リズムの影響を大きく受けやすくなります。赤ちゃんの頃から1人で寝る習慣のある海外に比べると、日本の1歳の平均睡眠時間は理想睡眠時間の11~14時間に比べて、不足しているのが現状です。

お昼寝は1~2時間

赤ちゃんの頃は1日2~3回だったお昼寝リズムも、1歳になる頃には1回になりますが、1歳はまだまだお昼寝が必要な子供が多く、ほとんどの子供がお昼寝をしています。お昼寝時間の平均は1~2時間程度で、ぐっすり寝続ける子もいれば、途中で起きてまた寝るタイプの子までさまざまです。

午前中の過ごし方や朝起きた時間によって、昼寝の時間の長さは変わります。保育園は毎日決まった時間にお昼寝タイムがありますが、家庭保育の場合はそれがないため、ママがコントロールして規則正しい昼寝スタイルを身に着けるようにしましょう。

1歳児で睡眠時間が足りていない子の3つの特徴

1歳の子供の寝る時間が足りているかどうか判断するには、理想の睡眠時間と見比べるのが1つの方法ですが、単純に時間だけでは睡眠時間が不足しているかどうか判断することはできません。大人にも6時間で睡眠が十分な人もいれば、12時間寝ても眠たい人もいるように、赤ちゃんや子供にも人それぞれ最適な睡眠時間には違いがあります。

1歳の睡眠時間が足りているか判断するもう1つの方法に、健康状態や精神状態で判断する方法があります。寝ることは疲労を回復し、日中は活動的に動ける他、精神状態を安定させたり、成長ホルモンの分泌を促したりするなど大切な役割があります。1歳の睡眠不足が不足しているとどうなるのか、特徴をとらえて判断の目安にしましょう。

特徴①身長の伸びが悪い

0ヶ月~6ヶ月の寝んね赤ちゃん期から、ハイハイ・たっち・あんよができるようになる7ヶ月~1歳までのよちよち赤ちゃん期を過ぎると、赤ちゃんから子供へと身体が成長し、身長もぐんぐん伸びる時期がやってきます。

昔から寝る子は育つと言われているように、睡眠と身長の成長には密接な関わりがあります。身長が伸びるというのは骨が伸びることになるのですが、この骨を伸ばす骨芽細胞の働きを活発にさせるのが成長ホルモンです。成長ホルモンは眠っている間に最も多く分泌されるため、1歳で睡眠時間が不足すると、その分だけ成長ホルモンが分泌されず身長が伸びにくくなってしまいます。

特徴②機嫌が悪いことが多い

赤ちゃんや子供もママと同じように、幸せを感じた時にはセロトニンと呼ばれる脳内の神経伝達物質が分泌されます。セロトニンは感情や気分をコントロールして、精神状態を安定に深くかかわっています。睡眠時間が不足すると、このセロトニンが不足してしまいます。

セロトニンは太陽の光を浴びることやリズム的に体を動かしたりすることで分泌されます。特に睡眠時間が不足し生活リズムが乱れていると朝にすっきり起きられなかったり、疲れが解消されないと充分に体を動かせないため、セロトニンの分泌量が減少してしまいます。その結果、セロトニンの分泌量が減ることで、イライラしやすくなったり、怒りやすくなったり、赤ちゃんの機嫌が悪くなりやすくなることがあります。

特徴③集中力がない

1歳の睡眠時間が不足すると、脳にある前頭葉の働きが低下します。前頭葉は脳内の記憶を引き出したり、考えたり、判断したりするなど、行動を起こす上で重要な器官ですが、睡眠不足が続くと上手く機能しなくなってしまいます。

もともと赤ちゃんはそこまで前頭葉が成長していないため、集中力は高くありませんが、睡眠不足によって前頭葉の働きが低下すると、普段より集中力がなくなります。声かけに対する反応が鈍くなり、ママが声をかけても気づかなかったり、周囲への反応が遅れるなど判断力が鈍った赤ちゃんになってしまいます。

1歳児で睡眠時間が長すぎるのも問題?

世界的に見ても睡眠時間が不足している日本の子供たちですが、中にはもちろん毎日たっぷり11時間~14時間眠っている赤ちゃんもいます。寝るのが大好きで、それ以上寝ている赤ちゃんもいます。

たくさん寝てくれるとママはゆっくりする時間ができたり、家事がスムーズに進んだり助かる部分もありますが、理想の睡眠時間よりもあまりに睡眠時間が長いと何か問題があるのでは?と不安になります。

基本的には長すぎても問題なし

赤ちゃん時代は決まった生活リズムもなく、赤ちゃんのペースで好きなだけ寝る生活が続いていますが、1歳になってもあまりにも長く寝る子は、少し心配になるママもいると思います。

しかし1歳の子供たちそれぞれの最適な睡眠時間というのは違うため、睡眠時間が長すぎることによって、子供の成長を妨げるようなトラブルはありません。ただし3歳以降の幼稚園に入れる予定があれば、ゆくゆく昼寝の時間はなくなっていきます。1歳のうちから無理のない範囲で生活リズムを整えて、早寝早起きを心がける必要はあります。

異常に長い時は病気や体調不調の可能性

1歳の睡眠時間の平均は十分越えていて、規則正しい生活リズムもできているにもかかわらず、やたら昼寝をしたり、朝いつまでも起きられなかったりするようであれば病気や体調不良の可能性があります。

子供は寝て体力を回復しようとするため、体調が悪い時は睡眠時間が増えます。たくさん寝ていたのに起きてからも機嫌が悪かったり、すっきりしない顔をしていたりする時など、異常に睡眠時間が長い時は病気や体調不良になっていないか様子を見るようにしましょう。

また、たくさん寝ているはずなのに、朝起きた時に眠そうにしているなど違和感がある場合は、無呼吸症候群など寝ている間に熟睡できていない可能性があげられます。気になる症状がある場合は、小児科で相談してみるようにしましょう。

1歳児の睡眠時間をコントロールする育児のコツ

基本的には1歳児の睡眠時間の長さは個性の部分も多くあります。平均時間より多いから少ないからといって、それが一概に悪いとは言えませんが、睡眠時間が足りないことによって、イライラしたり疲れていたりトラブルが起きている場合は、ママが睡眠時間をコントロールしてあげる必要があります。

1歳の睡眠時間に大切なのは規則正しい生活リズムと、スムーズに睡眠につける環境です。ママが生活リズムと睡眠時間を上手くコントロールしてあげ、質が高くしっかりとした睡眠時間を手に入れましょう。

日中はたくさん遊ばせる


運動と睡眠は密接な関係にあります。運動して脳の血流がよくなると脳が活性化され、幸福伝達物質のセロトニンの分泌量が増えます。セロトニンは眠気を誘うメラトニンというホルモンを作り出す材料でもあるため、日中多くのセロトニンを分泌させておくことは、メラトニンの生成量を増やし、質の高い睡眠へ導いてくれる効果があります。

また太陽の光を浴びることもセロトニンの分泌を活性化させてくれます。夜にメラトニンをしっかり生成するためにも、昼間にたくさんセロトニンを分泌させるようにしましょう。

お昼寝は15時までに済ませる

15時以降の昼寝は体内時計を乱してしまうため、夜の寝かしつけが遅れる原因になります。体内時計は光環境が影響するため、だんだん暗くなる夕方に昼寝をしてしまうと身体がもう夜が来たと勘違いをおこしてしまいます。

身体が勘違いを起こすと、本当の夜が来たときに体内時計がずれて寝つきにくくなってしまいます。基本的にはお昼ごはんを食べて一息ついた後の13時ごろから初めて、遅くても15時までにはお昼寝を終わらせるようにしましょう。

適度な睡眠はその後の活動も活発化させてくれますし、脳の働きもよくしてくれます。子供のお昼寝時間はママの休憩タイムでもあるので、上手に活用するようにしましょう。万が一今日はお昼寝の時間が遅くなってしまった!という時は、無理のない範囲で早めに起こしてあげたり、夕方お散歩してあげたりするのもおすすめです。

快適に寝むことができる環境をつくろう

人が眠気を感じるにはメラトニンと呼ばれる物質の働きが影響します。メラトニンは明るさによって分泌量が変わる物質で、明るい時は分泌されず、暗くなると分泌量が増えるようになっていて、メラトニンの分泌量が増えることで身体は眠気を感じるようになっています。

1歳の寝かしつけをスムーズに行うには、このメラトニンのコントロールが重要です。就寝時間の直前までTVやリビングの電気など明るい部屋にいると、寝つきが悪くなってしまいます。就寝時間の前は薄暗い部屋で本を読むなど、リラックスタイムを取り入れて快適な寝る環境を作ってあげましょう。

育児日記をつける

1歳の睡眠時間が足りているかどうか、毎日の生活リズムから判断するためには育児日記がおすすめです。授乳やオムツ替えなどが多い赤ちゃんの頃に比べると、1歳頃から育児日記をやめてしまう人が多いのですが、子供の体調や精神状態を把握するためにも、育児日記を続けることをおすすめします。

育児日記を毎日つけることで、就寝時間や睡眠時間から生活リズムのパターンが読めますし、体調不良など異変に気づくきっかけにもなります。1歳の育児日記は毎日同じ生活リズムを続ける必要はありません。臨機応変に寝るのが遅かった日も、早かった日もいろんな日を記録しておくことで、子供にとって最適な生活リズムを知ることができます。

1歳の睡眠時間はママが上手にコントロールしよう!

睡眠不足な子が多いと言われている1歳の睡眠時間ですが、身体と心の成長のためにきちんとした睡眠時間の確保が必要です。ママでも睡眠不足は翌日にさまざまな悪影響を及ぼすように、1歳の子供の睡眠不足は健康と心に悪影響を及ぼしてしまいます。

1歳の子供が毎日を元気で笑顔に過ごし、将来の心と身体の健康のためにも、ママが上手に生活リズムをコントロールして、質のいい睡眠時間を取り入れることが大切です。睡眠時間の目安を参考に、規則正しい睡眠サイクルを手にいれましょう。

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